薩摩藩英国留学生とアリ

2021  4月4日②

今日も幸せ〜😊

今日はやりたかったことが雨で出来なかったけど、その分ゆっくりしてます。

主人のやりたいことは叶えることが出来ました。それは、いちき串木野市の羽島のちゃんぽん屋さんに行くことと、「薩摩藩英国留学生記念館」に行くこと。

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幕末期脱藩までして名前を変えて密かにイギリスへ🇬🇧留学した若き留学生、偉人達の資料館。

この羽島の海から出発したそうです。

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今日は、あいにくの天気ですが、晴れてたら美しい東シナ海だったことでしょう。

 

大阪の経済立役者の五代友厚さんをはじめ、教育勅語森有礼さんやら、サッポロビールの🍺祖 村橋久成さん、13歳の若さで日本に帰らずそのままアメリカへ渡り、ブドウ王となった長沢鼎さんなど近代国家の歴史に名を残す薩摩藩出身の方々が紹介されていました。

 

建物ができる前から話は聞いていたのですが、ようやく行くことが出来ました。

 

この英国留学生達は、中村晋也美術館でもお見かけしてました。そのまま時間があればそちらにも行きたいくらいでしたが…今日はまっすぐ帰宅しました。美術館には、また行きたいです。

 

先日見た「宇宙兄弟」のアニメの中のあるシーンが浮かぶ。

1次元のアリは、決められた直線の道を一列でひたすらまっすぐに歩いている。

 

そこへ大きな石が道を塞いだ

 

1次元のアリは、目の前の石に驚き⁉️引き返すしかない。

 

その中に、横に行ってみようという2次元のアリが現れる。1次元のアリの中では、異質な反応をする変わり者だが、その2次元のアリについて行き石を回って進めることができた。

 

そうしているうちに3次元のアリが現れた。

それは、石を回るのではなく、石を登り越えていくアリ達だった。

 

そうやって、アリも進化していった。

 

人間も同じ。

 

この徳川の世の中で、異端に思われた薩摩藩

なにせ、国でもないのに、イギリスと戦争した薩英戦争。

本来なら鎖国の中、攘夷派も多い中(攘夷とは、開国は反対、外国は敵と受け入れない)藩主久光が願って留学させたとは、その当時の薩摩藩こそ、2次元のアリ。

 

留学生が帰国して、彼らは3次元のアリとなり、近代国家の礎となった。

 

壮大なロマンです。

 

このコロナという大きな石の2次元のアリがワクチンならば、3次元のアリともなるものが出てくるのを待ち望む。

 

 

あなたの前にある大きな石は何ですか?

 

あなたはその時、1次元のアリ?2次元のアリ?

それとも3次元のアリになりますか?

 

ピアノ🎹のバイエルの練習曲が流れています。

弾いているのは、次男坊。

明日は、大学の入学式。

児童科なので、小学生の先生になるために、これから全教科の学びが始まる。

大学受験の苦しみから、採用試験までは早々の準備と、実技の練習が必要だと思い、早速3月31日からピアノ🎹の練習が始まった。

1次元のアリから、2次元のアリになるために進化中の彼である。

楽譜が弾けるようになれば良い…と私は思うのだが、パーカッションで音楽に携わってきた6年間は無駄ではなく、指のタッチの強弱までもこだわって、技術的なことも意識していたのにはびっくり⁉️した。

ピアノ🎹の曲の進化も楽しみである。

 

明日から、長女も次男もまずは大学生活を楽しめたらいいな。

今年もコロナに負けるな!ですね。